航海

· Cruising, 2025, Atlantic Crossing

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明日の朝、陸に着きます。 夜明けの光の中のスリナムへ。 でも私の心はまだ 水だけでできていた日々の上を漂っています。

どこを見ても水、 それなのに一度として同じではありません。 ささやくようなさざ波から 力こぶを見せつけるような大波まで。 水平線のそばで移ろう思いのように 色がうつり変わっていきます。

鳥たち、思いがけない道連れが しばらく一緒に輪を描いて飛びます。 まるで彼らも驚いているかのように。 果てしない海に浮かぶ ちっぽけな一艘の船に。

波の音はやむことがなく、 揺れもまた止まりません。 リズムをつかめたときは 眠りがやさしく揺らしてくれますが、 またあるときは寝台の上を転がされます。 まるで海が眠らせまいとしているかのように。

毎晩三時間のワッチ、 そのたびに特別な時間です。 コックピットに立ち、 ライフジャケットをきっちり締め、ライフラインをつないで、 耳には小さく音楽を流しながら、 そして感じるのです—— あの計り知れない力を、 大洋の息づかいを。

頭上には星、 はじめの頃は満月が すべてを銀色に染めていました。 足もとには果てしない海、 そして私たち。小さくても、確かに生きています。

感謝しています。 深く、静かに感謝しています。 これを体験できたことに、 このすべてを分かち合えたことに。 この男たちと、 空と水のあいだに浮かぶ あの小さな一艘の船の上で。

/タンネケ

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