次のシーズンは……
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さて、というわけで私たちはまたオランダに戻ってきていました。浮き沈みの激しい、なんとも奇妙な夏でした。ハーリンゲンに帰ってきて真っ先に向かったのは、もちろん数日前に営業を再開したばかりのBrouwdokです。ありがたいことに、ヘラルトとスタッフのみんなが最高の夏を乗り切ってくれました。この冬はテイスティングルームに床を一層増設する予定です。立地もビールも「オランダ一のテイスティングルーム」を、来年はもっとたくさんの人に楽しんでもらえるようにするためです!
そうこうしているうちに秋が深まり、コロナのせいでまた少しずつあちこちが閉まり始め、Keesはだんだんそわそわしてきました。何週間もMarionに「アルバに行ってくればいいじゃない」と言われ続けていたのですが、さらなる規制が発表されたその日、「海外領土での休暇は当面まだ認める」という話だったので、アルバ行きの航空券が売り切れる前に慌てて予約しました。そんなわけで11月9日、私はひとりでアルバへ飛んだのです。
それまでの数週間で、私たちはかなりじっくり振り返りをしていました。カリブ海は場所によっては本当に美しいのですが、どうも「私たち向き」の海域ではないんですよね。私には暑すぎます(Marionはそれほど気にならないようですが)。それ以上に、(コロナ前は)とにかく混雑しているのが気になりました。太平洋ならその点はまだましですが、距離のわりに得るものを考えると、ちょっと気が進みません。そこで6月の時点では、来年はアメリカ東海岸を北上してロングアイランド、さらにメインへ向かい、その後1〜2年かけてニューファンドランドなどもっと北を目指す計画でした。静けさと自然、そして自分たちをATM扱いしない人たちとの触れ合い。(ちなみに、こちらにもそうではない島はちゃんとあります。マルティニークやアルバはとても居心地がよかったです!)そのためには、飛行機やフェリーで入国する場合には不要な、特別なアメリカのビザ、B1ビザが必要になります。6月に申請して、10月に面接に来てくださいと言われました。……少なくとも9月までは。9月になって領事館が明るく通知してきたのは、「お支払いいただいたお金(160ドル×2)はお預かりしますが、面接の予定はなく、したがってビザも発給しません」とのこと。あ、それから「1年以内ならアムステルダムで改めて受けられます。他の場所ではダメです」だそうです。それはどうも。
まあそれはさておき、アメリカとカナダではウイルスがヨーロッパ以上に猛威を振るっています。何の心配もなく気楽に旅をするという雰囲気ではありません。さらに、まったく別の事情も加わりました。Marionが今回、Tall Ships Races Harlingen 2022の立ち上げ準備役を頼まれたのです。新しいディレクターのリーウェとは息もぴったりです。ただ、それなりに時間もかかるし、現地にいる必要もあります。つまり2022年は、Marionは(長くは)家を空けられません。幸い今ならまだ大丈夫で、それどころかリーウェのほうが「行ってきなよ」と背中を押してくれているくらいです!
要するに、信号はすべて赤。それなら、いっそ船でオランダに帰っちゃえばいいんじゃない? というわけで、それが今の計画です。ただ、外洋の気象を考えると、思い立ってすぐというわけにはいきません。ひどい嵐には巻き込まれたくないですし、バミューダから先はオランダと同じ気象システムの中を走ることになります。
ざっくりした予定はこんな感じです(コロナの状況が週ごとに変わるので、今のところこれ以上は決められません): 1月:アルバ → BVI、アンティグアまたはドミニカ共和国(クルー:Marion) 3月:タークス・カイコス諸島 4月:バハマ 5月中旬:バハマ → バミューダ → アゾレス諸島(約20日間の航海、クルー:エルス、アンドレ、Marion) 6月末:アゾレス諸島周遊(クルー:エラ、アーノルド、Marion) 7月末:アゾレス諸島 → イギリス → オランダ(クルー:エラ、アーノルド、Marion)
このあたりの海域を数週間楽しんでみたいという知り合いの方は、いつもの連絡手段で気軽に声をかけてください。いくつか選択肢をまとめた記事を別途書くつもりですが、待ちきれない方は先に連絡をどうぞ(大西洋横断のときも、こんな調子で気づいたら満員になっていましたから!)
あ、それから「あの気の毒な人はクリスマスをひとりぼっちで過ごすの?」と心配してくれている方へ。いえいえ、12月14日にアーノルドが飛んできて、2週間こちらで一緒に過ごします。もちろん楽しみで仕方ありません!
これで近況はひととおりお伝えできたので、これからはこちらでの出来事を、もう少し短い記事でちょこちょこ載せていけたらと思います。
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